.ふわふわ先生のこと

Menu  doronko  Gallery  Recipe  mail  blog

 

教室をはじめた当初の先生の写真。若い!

この頃から眼鏡とベレー帽は先生の顔の一部です。

先生のおかあさんと先生(右端)お姉さん、妹さん、弟さんたち、

かわいい子犬を抱いてうれしそうな先生。眼鏡なしのレアショット

おそらく70年代。

先生、めずらしくはじけた感じの一枚。

84年

赤いセーターがお似合いです。

2009年

卒業生の家治川さんと阪神電車の中でばったり。その時のうれしそうな先生。

ふわせんせいは、いつもズボンをはいていました。せんせいは、おとこかおんなか。失礼ながら、年少の組の子どもたちが、一度はぶつかった疑問でした。でも今になって思ってみると、先生は天使だったんじゃないかと思うことがあります。妹さんの廸子さんのお話によると、先生はずいぶん長いこと、銀行でお金をおろすこともできなかったとか。(そういう事務的なことは先生のお母さんが一手に引き受けておられたそう)その浮世離れ加減を聞くにつけ、やっぱり。。と疑わずにはいられません。先生が声を荒げて怒ったり、人の悪口を言っているのは聞いたことがありません(わんぱく、あばれんぼうの行き過ぎには、時にコラ〜っ!と制止しておられましたが)いつもほんとうにニコニコとおだやかで、子ども心に不思議な方でした。

 教室をやめられてから、先生はベレー帽がかぶられなくなったと言っておられました。かぶると頭が痛くなるとおっしゃるのです。先生のトレードマークだったベレー帽はどろんこの一部だったのでしょうか。神様にもうそろそろ戻ってきなさいと呼び戻された先生の背中には羽根が、頭には天使の輪っかと、それにやっぱりベレー帽がのっかっていたと思うのです。